共働き夫婦の子育て日記

共働きで息子を育てています。アトピーや弱視、心臓の病気や発達の疑いなど、悩みは尽きません。最近、親二人とも疲労感が・・・。

出生前診断 確定検査を実施した話

私たち夫婦は、息子の出生前診断を実施しました。

産婦人科のエコーで後頭部に浮腫み(むくみ)が見られるので、大きい病院で検査してもらってください。

といわれたからです。最初はあまりよくわかりませんでしたが、ようは、ダウン症の可能性があるので胎児外来で胎児のスクリーニング検査を実施してもらってほしい、ということでした。

  1. 産婦人科のエコーで、後頭部に浮腫みがみられたため、詳細検査のため大学病院へ紹介状
  2. 大学病院の胎児ドッグでスクリーニング検査を実施する
  3. 詳細のスクリーニングで問題があったら、確定検査(絨毛検査か羊水検査)をするかどうか決める
  4. 絨毛検査を実施

という流れです。

胎児外来というのは、全国的にもかなり少ない科で、もうね、激混みなんですよ。しかも、胎児にダウン症の疑いがある、と伝えられているので、精神的に相当きつかったです。結果は、ダウン症ではなかった、ということで、安堵した記憶があります。

 

これは批判されるかもしれませんが、なぜ私たち夫婦が、スクリーニング検査を実施し、出生前の確定検査をしたのか。

 

ダウン症だった場合、堕胎するつもりだったからです。

 

夫婦二人共の意思で、確定診断に進みました。問題があれば、堕胎するつもりだったため、羊水検査ではなく、より検査時期の早い絨毛検査を選びました。堕胎する場合、時期が早い方がいいからです。

また、検査結果が出てすぐに堕胎の対応ができるかどうか、これは大学病院にも産婦人科にも相談しましたが、産婦人科は「できる」とすぐ答えてくれ、精神的に助かった記憶があります。

 

よくメディアで、

出生前の確定診断をしてどうするんだ?中絶するのか??命を選定するのか?

ダウン症いらない子どものか?!

といった批判的な内容を目にします。わかってほしいとは言いませんが、個人的な意見としては

 

そういう問題ではない

育てる覚悟がないし、育てたくないから堕胎するのだ

綺麗ごとではないのだ 余計なお世話だ

 

経験則として、率直に、そう思うのです。

どうか、自分が壊れないような決断をしてください。私はこの経験でたくさん悩み、たくさん涙しました。