息子の気管支喘息のお話 GWはゲロまみれ・洗濯まみれでした
アトピー持ちの子供は、体質的にアレルギー関連の疾患がでる可能性が高いという風に説明されたことがあります。
気管支喘息だったり、アレルギー性鼻炎(花粉症等)などですね。これらは、併発する可能性が高いという話です。※ちなみに、息子は、アレルギー性鼻炎の傾向も既にあります
息子は、気管支喘息、と確定診断されたわけではありませんが、傾向がある、ということで、予防で「シングレア」という薬を飲んでます。
気管支喘息のこどもは、症状がひどくなっている場合は、ステロイドを使って、気管支の腫れ・炎症を抑える、という対処療法を実施するのですが、この薬は、すでに腫れているものを抑えるものではなく、影響を与えるロイコトリエンという物質を抑える薬。とてつもなく簡単に言うと「気管支のむくみを抑える薬だよ」というものです。なので、喘息で喘鳴(ぜいめい)がでてからでは、あまり効果がないという風に言われています。出にくくするものですね。
さて、今回、GWに発熱した際に、呼吸を聞いて「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」ということはなかったのですが、病院を受診した際に、背中の聴診器で、喘鳴の音が聞こえる状況になっておりました。このため、シングレアではなく別の薬も処方されて、飲んだり、貼ったりしておりました。
これらの気管支喘息関連の薬というのは、咳を抑えるような作用のものはほぼないとのことで、たとえば、気管支を広げる、などの薬になってきます。
アトピーで、ステロイドを塗布するのが怖いよ、という話がよく上がりますが、アトピーでは、死ぬことはないです。
ただ、気管支喘息の場合は、ひどくなると呼吸困難まで行くので、薬としては強いものも多く、ステロイドもあります。風邪をひいたり発熱のタイミングで咳が出る、原因が気管支の炎症となると、どんどん薬が強くなってきたりするので、親は知識を蓄え、こどもが自分で扱うようになったら、こどもに知識をつけさせる必要があります。
強い薬で発作が出たら抑える、のは仕方ない作業になります。治療としては、発作が出ないようにはどうしたらいいのか、が焦点になるのが気管支喘息と思われます。
GW中、前半は発熱・嘔吐で息子は寝れず、食事もままならないので、食べるものは吐きにくいものを優先的に与えていました。具体的にはパンが多かったです。
嘔吐の際に、最初はリンゴのすりおろしなどをあげていたのですが、咳からくる嘔吐の場合は、吐きにくいものの方が吐かないように思いました。
たとえば、胃腸炎などでおなかに問題がある場合は消化にいいもの、でいいのかと思いますが、咳で嘔吐するので、吐きやすい消化にいいものは、逆に吐きます。
救急にもかかりましたが、病院で言われたのは、食事は数日はしなくても重篤にはならないけれど、水分をとれないのが一番問題なので、5mlずつ・5分毎にOS-1などの経口補水液をあげてください、だそうです。
これね、結構大変でした。
本人はのどが渇いているので、すごく飲みたいのに、5mlしかもらえず、5分待たないといけないのです。
2歳には厳しく、泣いて水分を欲しがるのが、かなりつらかったです・・・・。
しかし、この飲み方のおかげで、脱水などになることはなく、点滴や入院にはならなくて、ここはよかったです。
しかし、ゲロにまみれまくり、、、、鬼の洗濯の日々でした・・・。